世の中には納得できないことっていくらでもあります。それを整理しているのが法律です。その法律も終戦直後に作られたものをいまだに引きずっているものが多くあります。医師法や医療法の中にもたくさんあるようです。
たとえば、人の急病は昼間に起こるとは限りません。医療の本来は、急病に対応してこその価値といっても過言ではありません。コンビニなどの出現で買い物は24時間可能で、人も24時間活動しています。ところがいまだに医療では、昼間の診療時間以外の受診は時間外診療として加算され、負担増徴収されます。できれば病院などは診療科目の問題はさておき、地域医療機関を3分割して診療時間をずらすなどで、24時間対応してもらいたいものです。もしそうなっていれば、たらい回しによる急患の死亡なども防げるはずです。
さて、このところ医療費抑制策で在宅医療が注目を浴びています。ガン末期の患者さんの中にも、病院で死ぬという発想から「自宅で家族に看取られて」という考え方が浸透しつつあります。国は在宅療養支援診療所の医師による在宅の看取りが少ないと発破をかけています。ところが、在宅療養支援診療所の医師等の報告を見ていると、一人で数人看取っているという人もいます。